2011年08月29日

東日本大震災復興支援ボランティア-2

復興支援市民ボランティアバス『フッピー号(第3便)』で再び岩手県の山田町に行ってきました。
総勢41名で、8月26日(金)夜に横須賀を出発して、前回(第2便)と同じ行程です。

27日朝から、宅地の瓦礫の片付け作業をしました。
建物の残骸など大きな部材は既に撤去されていますが、残っている破片や排水溝に詰まっている泥などをかき集めて土嚢袋に入れ、搬出しやすい道路際まで運び出します。コンクリート片や石、材木やガラスなどは機械的に作業できますが、割れた茶碗や箸などが土砂の中から出てくると、気持ちが揺れます。原型が残っている生活用品などは土嚢袋に入れずに別にとっておきます。
敷地はかなり凹凸がありますが、これは捜索のために掘り起こした跡だそうです。なるべく平坦になるように整地もしました。

ここで暮らしていた、作業依頼者の方が来て下さいました。「私たちには、未だ、ここを片付けるだけの気力が湧いてこないんです。皆さんにお願いするしかない状態です。どうか、よろしくお願いします」
私たちは復興を支援したくてこの場所に来て、今の状態を初めて見て、前向きな気持ちで片付け作業をすることができますが、この場所で育ち、ここの家並みと港を生活の場として暮らしを築いてきた人が、ある日突然、その総てを大津波に奪われてしまったら、そこから再び立ち上がろうとするのは容易なことではないと思います。しかも、この場所に家を再建できるのか、どこかに移転しなければならないのか、未だ分からない状況です。

P8270641.jpg
↑休憩中の写真です。


昼休みに近くの丘に上がってみました。
とても良い天気で、陽光を受けて穏やかな海が輝いて見えましたが、その手前には、この穏やかで美しい海が、この状況をもたらしたとは信じがたいような光景が広がっています。
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この後、港まで歩いてみました。
防潮堤が決壊したところには、石を詰めたトンパックを並べて積み上げてありました。その向こうには、水産加工所・倉庫・魚市場など総て廃墟になってしまった建物が並んでいました。岸壁も大きく歪んでいます。間近で見ると『大津波』の破壊力を嫌と言うほど見せつけられる思いです。


前回に続き今回も、山田町ボランティアセンターの皆様と、ここに常駐しておられる三重県ボランティアの皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。

今回、経験したこと・感じたことを、私たちの生活の場で活かしたい!という思いを胸に、被災地を後にしました。
posted by ワッファ! at 22:55| Comment(8) | 日記
この記事へのコメント
お疲れ様でした!まだまだ、先は長いですね。私も時間が取れたら自分の目でそして、私の持ってる資格を活用してみたいです。
お疲れ様でした!
Posted by WAFA244 at 2011年08月30日 18:23
>>WAFA244さん
ありがとうございます。

被災地では、瓦礫の撤去や残土出しは、かなり進んでいて、これからは専門的な知識や技能が求められる時期になってくると思います。
年内にあと3便が運行予定の『フッピー号』も、次の第4便からは計画を練り直すようです。

しかし、日本中の人が各々の持ち場で仕事に励むことが日本経済を底支えして、それが被災地復興の原動力になることを、多くの被災者の方々は分かってくれているようです。

その原動力を失わないためにも、私たちの地元での防災対策をしっかりとやっていきましょう!
Posted by ワッファ5号Go! at 2011年08月30日 20:46
お疲れ様でした。
ブログの記事を読んだだけで辛くなってきました涙

被災された方々の気持ちを思うと,胸が締め付けられる思いです。
本当にお疲れ様でしたexclamation

みんなも頑張りましょうexclamation×2
Posted by Bayside Dream at 2011年08月30日 21:51
>>Bayside Dreamさん
被災された方々と接すると、
「災害はいつどこで起きるかわからないよ。あなた方の町もこうなってしまうかもしれないんだよ。そうなった時に後悔しないように、今の自分の暮らしを、大切にしなさいよ。」という想いを感じることがあります。
はっきりそう言われたことはありませんから、私の勝手な思い込みかもしれませんが…
でも、この想いは『被災地からのメッセージ』だと私は考えています。
Posted by ワッファ5号Go! at 2011年08月30日 22:49
お疲れさまでした。

被災された方は被災者として、支援される方は支援者として…それぞれの立場で それぞれの思いが一つになって、日本中に笑顔が戻るのかな「!?」と感じました。

『明日は我が身』
その気持ちを忘れずに防災訓練に取り組まなければいけないと強く思いました。

残して逝く人、また残された人。その方達の思いを胸にしっかりと抱き、決して誰も一人じゃない。みんな何処かで繋がっているはず…と伝えたい。

今 私達にできること…
日本中に笑顔の花を咲かせたい。

みんなみんな仲間だから。そう信じて、前を向いて一歩ずつみんなで歩んで行きましょう。

WAFA555さん、貴重な体験お疲れさまでした。
貴重な報告ありがとうございました。

Posted by 姫子 at 2011年08月31日 00:44
>>姫子さん
ありがとうございます

前回も様々な想いは有ったのですが、書けませんでした。
今回は少し書けるようになりました。
被災地のこと、ボランティア活動のこと、フッピー号の皆さんのこと、色々な想いが胸の中にあります。これを糧として、次の一歩を踏み出したいと、考えています。
Posted by ワッファ5号Go! at 2011年08月31日 12:58
大変ご苦労様です
頭が下がりますexclamation×2
自分は横須賀で出来る事を探して支援します手(チョキ)
Posted by YOKOSUKA5598 at 2011年09月01日 12:35
>>YOKOSUKA5598さん
ありがとうございます。

もちろん復興支援は被災地へ行くことだけじゃありませんよね。
みんなが自分の場所で出来ることを、しっかりやることが、きっと復興支援につながると思います。
フッピー号の活動も、横須賀社会福祉協議会への寄付金に支えられています。寄付した方は、震災義援金として寄付しようと思ったけれど、義援金が被災者になかなか届かないのを知って、すぐに役立てて欲しいからと、横須賀社会福祉協議会に寄付してくれたそうです。
Posted by ワッファ5号Go! at 2011年09月01日 20:11
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